Step 1「何がどうなる」に当てはめてみます。
まずはこの文の主語を設定します。そう、「そのお店」が主語になるはず。「お店」という「モノ」を主語に設定したので、「何がどうなる」に当てはめてみます。
- 何が = the store
- どうなる = ?
Step 2問題発生です。
「どうなる」に当てはまる動詞が見つかりません。「閉店している」は状態を示す形容詞なので、「どうなる」が使えないのです。このような場合、「モノ・コトが(または誰が)どういう状態だ」に当てはめてみると、その文で形容詞を使うかどうかがわかるのです。それではもう一度。
- 何が = the store
- どういう状態だ = 閉店している(状態だ) ⇨ 閉店している ⇨ へいてんしている ⇨ ヘイテンシテイル!?
Step 3否定文にします。
ここで「閉店している」という形容詞を使う必要がでてきます。そんな単語くらい知っているという方、もう少しお聞きください。ここで「はんたい」にしてみてはどうでしょうか。否定的表現は肯定的表現に、肯定的表現は否定的表現にするのです。それでは「閉店している」ということは、否定文にするとどうなるのでしょうか?
- 閉店している ⇨ 閉まっている ⇨ 開いていない
そう、「閉店している」を否定文にすると「開いていない」と変換することができます。
Step 4「モノ・コトが(または誰が)どういう状態だ」に当てはめます。
それではもう一度、「モノ・コトが(または誰が)どういう状態だ」に当てはめます。
- 何が = the store
- どういう状態だ = 開いていない ⇨ 開いている ⇨ 「開いている」は英語で?
正解
open
Step 5動詞を設定します。
- The store open
- その店は空いている
主語「store」と形容詞「open」が決定したのですが、この文、動詞がありません。そう、Be動詞の登場です。「I am happy(わたしはうれしい)」や「She is a student(彼女は学生だ)」のように、主語と名詞または形容詞をイコール関係にする場合、Be動詞を使います。Be動詞には、現在形「am / is / are」、過去形「was / were」があります。それでは、このBe動詞を使って文を組み立ててみましょう。
ここで問題です。「その店は開いている」は英語で?
正解
The store is open
Be動詞の用法については、「わける 1, Step 10」を参照。
Step 6ここで詰めです。
- The store is open
- その店は開いている
「その店は閉店している」ということは「その店は開いていない」という否定文にする必要があるのです。Be動詞を用いた文を否定文にするのは本当に簡単です。その文のBe動詞直後に「not」を置くだけです。
Step 7あとはすべてを組み合わせるだけです。
それでは「そのお店、今日は閉店してますよ」をあなたならどう訳しますか?残りの情報「今日」と否定文にするのをお忘れなく。
正解
The store is not open today.
そのお店、今日は閉店してますよ。
(そのお店は今日、開いていない。)