「ならべる」ってなに?
物事を順序立てて説明する
率直に言います。日本語のように端的に言おうとするから言えないのです。小さい子から日本の文化についての質問があったとき、あなたは一から丁寧に説明してあげると思います。英語を話すときもそれと同じです。1つの文で伝えるのではなく、複数の文とともに文脈を用いて相手にメッセージを伝えるのです。このときに重要なのが、時間を戻し、少し過去の出来事から物語を始めるのです。話がクドくなりそう?いえ、聞き手はもっとあなたの話を聞きたいのです。
ならべる2
あなたならどう訳す?

「高校のときの先生、駅で見かけたよ」

Step 1「誰がどうする」に当てはめます。

まずはいつも通り、主語を決定しましょう。と言っても、もうお分かりのはず。この文には主語が省略されているので、文脈に応じた多くの主語を設定することができます。今回は「わたし」を使います。それでは次のステップ「誰がどうする」に当てはめてみましょう。

  • 誰が = I
  • どうする = 見かけた ⇨ 見た ⇨ 見る ⇨「見る」は英語で?

正解

see

「watch」は「〔対象が動いているものを意識を集中させて〕みる」、「look (at)」は「〔対象が動いていないものを意識を集中させて〕みる」、「see」は「〔対象が動いている、いないに関わらず、意識を集中させなくても〕みる・みえる」というニュアンスの違いがあります。そのため、「見かける」には「see」を使います。

Step 2 動詞の時制を過去形にします。

この「see」は「見る」、つまり現在形です。問題では「見た」という過去形を使っているので、「see」を過去形にします。

ここで問題です。「see」の過去形は何だと思いますか?

正解

saw

Step 3目的語を決めます。

  • I saw
  • わたしはみた

ここで「わたしは見た」のように「主語+動詞」の形になりました。次のステップでは、動詞の後ろに置いてあげる単語、つまり目的語を設定します。

ここで問題です。「わたし」は「誰を」見かけたのでしょうか?

正解

高校のときの先生

Step 4問題発生です。

ここで「高校生のときの先生」を「high school teacher」と訳さないように気をつけましょう。「高校のときの先生」は「わたしが高校生だったときの(高校の)先生」です。「high school teacher」では、ただの「高校教師」となってしまいます。

しかし、「わたしが高校生だったときの(高校の)先生」を訳すのが難しい…。今の時点では、単に目的語を設定したいので、シンプルに「先生」にしてみてはどうでしょうか?そうすると以下のようになります。

  • 誰が = I
  • どうした = saw
  • 目的語 = teacher
  • つまり
  • I saw my teacher
  • わたしは先生を見かけた

Step 5補足情報を付け加えます。

  • I saw my teacher
  • わたしは先生を見かけた

「主語+動詞+目的語」が決まりました。それでは、ここで補足情報を付け加えます。

  • わたしは駅で先生を見かけた

ここでは「駅で」の「で」にあたる前置詞を設定する必要があります。

ここで問題です。場所を示す際に用いられる前置詞は、A〜Dのどれが正しいと思いますか?

  • A. in
  • B. by
  • C. at
  • D. near

正解

at

Step 6以下の文が出来上がりました。

  • I saw my teacher at the station.
  • わたしは駅で先生を見かけた。

余っている情報が、「高校のときの(先生を駅でみかけた)」です。しかし、「高校のときの(先生)」を訳せますか?ここで「ならべる」の登場です。「時間を戻し、少し過去の出来事から物語を始める」のです。過去において、主語である「わたし」は「高校のときの(先生)」からどうしたのでしょうか?これを「誰がどうした」に当てはめるのです。

  • 誰が = I
  • どうした = 「高校のときの先生」どうした ⇨ 「高校のときの先生」からどうした? ⇨ 「その先生」からどうした?

正解

習った

このように「高校のときの先生」を「(わたしは)その先生から習った」と変換することができます。

この文は過去を表しているので、「誰がどうした」を用います。

Step 7これまでの文を確認してみます。

  • I saw my teacher at the station.
  • わたしは駅で先生を見かけた。

  • (わたしは)その高校のときの先生から習った

Step 8②に取り組みます。

「(わたしは)その高校のときの先生から習った」ということは、「(わたしは)高校でその先生から習った」と変換できます。

ここでは、「高校で」の「で」にあたる前置詞を設定する必要があります。

ここで問題です。「〜で」を表す場所を示す際に用いられる前置詞は、A〜Dのどれが正しいと思いますか?

  • A. in
  • B. by
  • C. of
  • D. under

正解

in

さらにもう一つ。「その先生から(習った)」の「〜から」を表す前置詞も必要となります。

ここで問題です。「〜から」を表す前置詞は、A〜Dのどれが正しいと思いますか?

  • A. next to
  • B. above
  • C. from
  • D. since

正解

from

Step 9ここで詰めです。

まずは、これまで変換した英文を確認してみましょう。

  • I saw my teacher at the station
  • わたしは駅で先生を見かけた

  • I learned from my teacher in high school
  • わたしは高校で先生から習った

「わける」であったように、英語は単語の重複を嫌がります。この問題を回避する方法が代名詞。この①と②に重複している単語が「my teacher」です。人を代名詞で置き換える場合、性別で分ける必要があります。今回は「先生」を女性と設定します(もちろん、文脈に応じて性別を設定します)。そうすると以下の日本語になります。

  • わたしは高校で彼女から習った。

ここで「彼女」だからといって「from she」としないようにしましょう。直前に前置詞が置かれると、「I ⇨ me」「he ⇨ him」「she ⇨ her」「we ⇨ us」「they ⇨ them」と変化するので注意が必要です。

Step 10 あとはすべてを組み合わせるだけです。

それでは「高校のときの先生、駅で見かけたよ」をあなたならどう訳しますか?

正解

I saw my teacher at the station. I learned from her in high school.
高校のときの先生、駅で見かけたよ。
(わたしは駅で先生を見かけた。わたしは高校で彼女(その先生)から習った。)

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