Step 1主語を決め、「誰がどうする」なのか「何がどうなる」なのかを判断します。
まずは主語です。この文で即座に主語にしたくなるのは「ケン」ではないかと思います。それでは「ケン」を主語にして「誰がどうする」に当てはめてみます。
- 誰が = Ken
- どうする = 公開する ⇨ こうかいする ⇨ こウかイする ⇨ コウカイスル!?
Step 2「ずらす」の登場です。
「ケン」を主語にすると、「公開する」という動詞を使わなければなりません。でもワカラナイ。ここで「ずらす」です。
「ずらす」のポイントは「行動 ⇨ 結果」。それでは「ケンが明日、新しいウェブサイトを公開する」を「行動 ⇨ 結果」に沿って考えてみます。
- 行動 = ケンが明日、新しいウェブサイトを公開する
- 結果 = ?
日本語の文では「行動」に焦点が当てられているのですが、「結果」に目を向けるとどうでしょう。
ここで問題です。「ケンが明日、新しいウェブサイトを公開する」ということは、その結果どうなるのでしょうか?
正解
明日からケンの新しいウェブサイトを訪れることができる
これで以下のような「行動 ⇨ 結果」になりました。
- 行動 = ケンが明日、新しいウェブサイトを公開する
- 結果 = 明日からケンの新しいウェブサイトを訪れることができる
Step 3「明日からケンの新しいウェブサイトを訪れることができる」に取り掛かります。
それでは、結果「明日からケンの新しいウェブサイトを訪れることができる」に取り掛かります。まずは「みつける」。
ここで問題です。この文の主語にするには、A〜Cのどれが正しいと思いますか?
- A. 「ケン」
- B. 「わたしたち」
- C. 「新しいウェブサイト」
正解
Bが正解です。Aの「(明日から)ケンがケンの新しいウェブサイトを訪れることができる」のは少しおかしいかも。また、Cの「(明日から)新しいウェブサイトが新しいウェブサイトを訪れることができる」というのは明らかに不自然なので除外します。
Step 4「誰がどうする」に当てはめます。
次次は「誰がどうする」です。今回は「わたしたち」を主語に設定します。
- 誰が = we
- どうする = どうする = 訪れることができる ⇨ 訪れる ⇨ 「訪れる」は英語で?
正解
visit
交通手段として電車・バス・飛行機・タクシーなどに「乗る;使う」場合、「take」を使います。
Step 5目的語を決めます。
- We visit
- わたしたちは訪れる
これで「主語+動詞」が決まりました。次は目的語です。
ここで問題です。「わたしたちが訪れることができる」の目的語は何だと思いますか?
正解
ケンの新しいウェブサイト ⇨ Ken’s new website
Step 6もう一息です。
- We visit Ken’s new website
- わたしたちはケンの新しいウェブサイトを訪れる
もう少しです。残りの情報「明日から」を訳す必要があります。
ここで問題です。「~から」を表す前置詞は、A〜Dのどれが正しいと思いますか?
- A. from
- B. at
- C. in
- D. for
正解
from
それでは「明日から」は英語で?
正解
from tomorrow
Step 7ここで詰めです。
- We visit Ken’s new website from tomorrow
- わたしたちは明日からケンの新しいウェブサイトを訪れる
ここで詰めです。「わたしたちは明日、ケンの新しいウェブサイトを訪れることができる」と表現したいので、「~することができる」という意味を加える必要があります。
ここで問題です。「~することができる」は英語で?
正解
can
助動詞「can」は動詞の直前に置くという決まりがあります。
Step 8 あとはすべてを組み合わせるだけです。
それでは「ケンが明日、新しいウェブサイトを公開するんだ」をあなたならどう訳しますか?
正解
We can visit Ken’s new website from tomorrow.
ケンが明日、新しいウェブサイトを公開するんだ。
(わたしたちは明日からケンの新しいウェブサイトを訪れることができる。)