「ずらす」ってなに?
時間軸を変える
一つのことにとらわれているともう片方が見えなくなる。これはマジックでよく使われるテクニックです。英語でも同じことが言えます。表現したい日本語を忠実に英訳しようとするとうまくいかない場合が多々あります。この問題を引き起こす原因はさまざまですが、一つは日本語の動詞をそのまま英語に置き換えているからです。その動詞を知らなかったら行き止まり。いえ、道はあります。時間軸を変えてみるのです。意味が変わるのでは?はい、でもそこには文脈があるのでそのメッセージを180度方向転換させません。文脈は、わたしたちのメッセージを正しい方向に導いてくれる灯台です。恐れることはありません。さあ、タイムマシーンが出発します。
ずらす3
あなたならどう訳す?

「九州に新幹線が開通します」

Step 1主語を決め、「誰がどうする」なのか「何がどうなる」なのかを判断します。

この文の主語を決めます。「何がどうなる」を使ってみると、「どうなる」に当てはまるのが動詞「開通する」です。「開通するのは何?」と考えると主語は「新幹線」になります。

それでは「何がどうなる」に当てはめてみます。

  • 何が = 新幹線 ⇨ Shinkansen
  • どうなる = 開通する ⇨ かいつうする ⇨ かイつウする ⇨ カイツウスル!?

Step 2問題発生です。

やはり…。「新幹線」を主語にすると、「開通する」という動詞を使わなければなりません。しかし、この動詞を知らないのです。さてどうする。

Step 3「ずらす」の登場です。

ここで「ずらす」を使ってみましょう。

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