Step 1この文が「誰がどうする」なのか「何がどうなる」なのかを判断します。
そう、文頭に「夕食」があります。ということは主語が「モノ」なので、「何がどうなる」に当てはめてみましょう。
- 何が = 夕食
- どうなる = ?
Step 2問題発生です。
「どうなる」に入る動詞がありません。ということは、「誰がどうする」なのでしょうか?
それでは「誰がどうする」に当てはめてみます。
- 誰が = ?
- どうする = ?
Step 3また問題発生です。
「誰がどうする」にも当てはまりません。なぜ?それではもう一度問題を確認してみましょう。
- 【問題】
- 「昨日の夕食はステーキでした」
実はこの「ステーキでした」を変換すると隠されている主語が浮かび上がってきます。
- 「ステーキでした」ということは、夕食に「ステーキ」を…?
そう、「(夕食に)ステーキを食べた」のです。「ステーキでした」という日本語をそのまま直訳してしまうとなかなか訳せません。しかし、その状況をイメージしてみると「食べた」という動詞がみつかるのです。
Step 4再挑戦。「誰がどうする」に当てはめてみます。
「食べた」が動詞になるということは、主語は「ヒト」です。それでは、もう一度「誰がどうする」です。
- 誰が = ?
- どうする = 食べた ⇨ 食べる ⇨ eat
実は、この問題には「ステーキを食べた」のが「誰」かということがはっきり書かれていません。ということは、主語が誰なのかを設定する必要があります。今回は「わたし」を主語にして進めてみます。
- 誰が = わたし ⇨ I
- どうする = 食べた ⇨ 食べる ⇨ eat
Step 5動詞の時制を過去形にします。
- I eat
- わたしは食べる
主語「I」、動詞「eat」に決まりました。ただし、この文は「食べた」、つまり「食べる」の過去形を使う必要があります。
ここで問題です。「eat」の過去形は?
答え
ate
Step 6目的語を決めます。
- I ate
- わたしは食べた
主語(わたし)と動詞(食べた)が決まったので、次は目的語です。
ここで問題です。「わたし」は何を「食べた」のでしょうか?
正解
ステーキ ⇨ steak
Step 7あとは残りの補足情報を付け加えます。
「(わたしは)夕食に(ステーキを食べた)」と表現する必要があるので、この「夕食に」の部分に取り掛かります。「夕食」は「dinner」ですが、この「〜に」を表す前置詞というものを設定する必要があります。
ここで問題です。「夕食に」の「〜に」を表す前置詞は、A〜Dのどれが正しいと思いますか?
- A. for
- B. in
- C. at
- D. on
正解
for
Step 8あとは「昨日」という情報を加え、ここまでのすべてを組み合わせるだけです。
それでは「昨日の夕食はステーキでした」をあなたならどう訳しますか?
正解
I ate steak for dinner yesterday.
昨日の夕食はステーキでした。
(わたしは昨日、夕食にステーキを食べた。)