「くわしくする」ってなに?
具体的にする
ハイコンテクスト文化に属している日本では、「以心伝心」「察する」「空気を読む」などの言葉があるように、多くの言葉を発すことなく相手にメッセージを伝えることができると言われています。しかし、英語はその逆。言葉でしっかりと相手にメッセージを伝える言語です。この「ハイコンテクスト」と「ローコンテクスト」の違いを理解することは文法を学習するのと同じくらい重要です。「くわしくする」方法はシンプルです。その話の背景をイメージし、具体的に話すのです。
くわしくする1
あなたならどう訳す?

「うらやましいなぁ」

Step 1文脈を設定します。

まずは、「うらやましいなぁ」を訳す前に、あなたが相手と何について話しているか、つまり文脈をしっかりと設定する必要があります。今回は以下の文脈を設定します。

  • あなたの友人がニューヨーク旅行に行くことになり、「うらやましいなぁ」と言いたい。

Step 2「誰がどうする」に当てはめます(1)。

それでは今回もおなじみの主語「わたし」を使い、「誰がどうする」に当てはめてみましょう。

  • 誰が = I
  • どうする = うらやましいなぁ ⇨ うらやましい ⇨ うラやマしイ ⇨ ウラヤマシイ!?

Step 3具体的にします。

「うらやましい」は動詞ではないので、「どうする」に当てはめることはできないのですが、いずれにせよこの文には情報が少な過ぎます。しかし、「みつける」のおかげで、かろうじて主語は設定することができます。

ここでポイントです。情報が少ない日本語のメッセージを訳す場合、可能な限り具体的にしてみましょう。そうすると多くのことが表現できるようになります。

  • あなたの友人がニューヨーク旅行に行くことになり、「うらやましいなぁ」と言いたい。

上の文では、あなたは具体的にどう思っているのでしょうか?

そう、あなたは「ニューヨーク旅行に行きたい」のです。

Step 4「誰がどうする」に当てはめます(2)。

それでは、気を取り直して「ニューヨーク旅行に行きたい」を英語にしてみましょう。まずは、「誰がどうする」です。

  • 誰が = I
  • どうする = 行く ⇨ go

ここで一つの表現が必要となります。この文では「ニューヨーク旅行に行く」ではなく、「ニューヨーク旅行に行きたい」となっています。「~したい」という表現は「want to 動詞」を用います。それでは、再挑戦。

  • 誰が = I
  • どうする = 行きたい ⇨ want to go

Step 5目的語を設定します。

  • I want to go
  • わたしは行きたい

これで「主語+動詞」の語順にすることができました。次のステップでは、目的語を設定する必要があります。

ここで問題です。「(わたしは)ニューヨーク旅行に行きたい」の目的語は?

正解

ニューヨーク旅行

Step 6これまでのステップを組み合わます。

  • I went to go + ニューヨーク旅行
  • わたしは(ニューヨーク旅行に)行きたい

目的語「ニューヨーク旅行」が決まりました。ここで「ニューヨーク旅行」と表現する必要はあるのでしょうか?実は「(わたしは)ニューヨークに行きたい」の方がさらにシンプルで英語的な表現です。それでは、今までのすべてのステップを組み合わせてみましょう。

  • I want to go to New York
  • わたしはニューヨークに行きたい

Step 7ここで詰めです。

  • I want to go to New York
  • わたしはニューヨークに行きたい

「わたしニューヨークに行きたい」でももちろん伝わりますが、厳密には、友達がニューヨークに行くので「わたしニューヨークに行きたい」と表現したいと思います。これは簡単です。「Me, too」という表現にもあるように、「~も」と言いたい場合は「too」を付け加えるだけです。

Step 8あとはすべてを組み合わせるだけです。

それでは①の文脈で、「うらやましいなぁ」をあなたならどう訳しますか?

正解

I want to go to New York, too.
うらやましいなぁ。
(わたしもニューヨークに行きたい。)

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